寂しさ吐き出します

 彼が一進一退の戦いをしている頃

彼と離れている時間が不安で怖くて

朝、仕事に行くとき

「どうか無事で、元気な笑顔で帰ってきてくれますように……」

夜寝るとき

「どうか元気に見ざめてくれますように……」

当時バイトだった私の方が帰りの遅くなったとき

「どうか笑顔で娘と遊んでいてくれますように……」

毎日、離れている時間が怖かった


いずれ訪れることがわかっていて、自分で覚悟は決めていたはずなのに、一日一分一秒でも長く一緒にいたかった

時々、こんな時間がずっと続くと思ってた時も有ったけど、神様って時に酷いイタズラをするんやね


私は、最後に彼が涙いっぱいで言ってくれた

「ありがとう!愛してる!」って声は一生忘れることはない

そやから、私も、ずっと語って行きます

「愛してます!」

そして、彼がどんな言葉より好きだった言葉

「ありがとう!」

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